そんなヘンプ素材の服を手に入れてから、気になるかもしれないのがお手入れ方法ですよね。
今回はヘンプの服の洗い方についてお伝えします。
実際に着用しているユーザー(ぼくのことなんですが)の洗濯方法も気になる方は必見です!
ヘンプの服の洗濯方法。
まず結論から申し上げると、服に付いている洗濯表示通りに洗ってください。
ということになるのですが、それだと元も子もないですので、ぼく自身の経験も踏まえてお話しいたします。
洗濯表示について
洗濯表示を見てみると、基本的には下記のような項目が表示されています。
- 洗濯方法について
- 漂白剤について
- 乾燥方法について
- アイロンの使用について
- クリーニングについて
この中でぼくが特に重要と考えているのが「乾燥方法について」です。
乾燥方法について
↓乾燥方法についての表示例はこんな感じです。
ヘンプはタフな素材ではあるのですが、乾燥機はNGの場合が多いです。
乾燥機だと高温の温風でグルグル回されるのでヘンプに限らず衣類へのダメージは甚大。
予期せぬ縮みや深いシワの原因になるので、ご注意ください。
ぼくは洗濯表示に乾燥機OKと書いてあっても、なるべく乾燥機は使いません。(失敗した経験あり)
洗い方は特に気にせずに洗濯機で洗って、天日干ししています。
(洗濯表示では日陰のつり干しを推奨と書いてある場合が多いのですが)
干すときのワンポイントとして、濡れている状態である程度シワを伸ばすことが大切です。
ヘンプの特性で、シワシワの状態で完全に乾くとなかなかシワが取れません。
洗濯方法について
↓洗濯方法についての表示例はこんな感じです。
洗濯機の使用については「液温30度を限度に洗濯機で弱い洗濯ができる」の表示の製品が多いです。
ただ、ぼくの場合は洗い方は特に気にせずに家族の服と一緒に洗濯機でガンガン洗っています。
もしも大切に長く着たい服の場合は、洗濯ネットに入れていただくだけでも服へのダメージが激減します。
漂白剤の使用について
↓漂白剤の使用についての表示例はこんな感じです。
漂白剤の使用については、塩素系および酸素系漂白剤の使用が禁止となっている場合が多いです。
漂白剤の使用は繊維へのダメージを与えることにもなるので妥当かなと思いますが、
ぼくは臭い対策として粉末の酸素系漂白剤と洗濯洗剤を使って洗っています。
繊維へのダメージを抑えつつ薬剤を使いたい場合はセスキ炭酸ソーダの方がベターでしょうか。
アイロンの使用について
アイロンの使用については中温(160℃まで)の表記のものが多いです。
ヘンプは熱にも強いので高温(210℃まで)でも問題は起こりにくいのですが、中温でもシワが伸びるので中温設定が無難です。
また、下記の2点に気を付けていただくと更にGOODです。
霧吹きで湿らせてからアイロンがけする
ヘンプはシワシワの状態で完全に乾くとシワが定着して、ドライでアイロンをかけても伸びてくれません。
なので、霧吹きで繊維を湿らせてからアイロンをかけることで蒸気の力でシワを伸ばすとスムーズです。
服を裏返すか当て布を当てる
コレ、すごく重要です。
何も対策をしないでアイロンをかけると、縫い目が重なった部分などが白く変色したりテカったりします。
ぼくはお気に入りのヘンプコットンのジャケットをダメにしちゃいました。泣
アイロンをかける際は服を裏返すか当て布を当てることで失敗を防げます。
おわりに
最後にもう一度申し上げますが、乾燥機はNGです。
高音の温風を当てながらグルグルと回すので、服に大きなダメージを与えてしまいます。
これはヘンプに限らずコットン100%だとしてもです。
家庭用の乾燥機もNGです。
ぼくはこれまで何着も乾燥機によって縮めてしまい、ダメにしてしまいました。。
特にTシャツは他の洗濯物に紛れてしまうので要注意です。
縮んでしまったTシャツは寝間着にしています。
ヘンプの吸汗発散性&抗菌性のおかげで、寝ている間も快適です。笑
ヘンプの繊維は水に濡れると強度が増す性質があるので、洗濯には比較的向いている素材と言えます。
なお、着用と洗濯を繰り返すと繊維が白っぽくなっていきますが、それも踏まえてヘンプの良さと捉えております。
全てのヘンプ製品が洗濯機OKというわけでは無いですが、当店レイブ前橋で取り扱っている商品は多くが洗濯機OKの表示となっております。
各商品ページ内に洗濯表示の画像も入れているので、ご購入前にチェックしていただけます。
ぜひ、お好みの服を当店で見つけてくださいませッ!
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